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6.20

先日、関西地方も梅雨入りし、暑い日が続きます。

私たちnareluでは、月に1度のイベントとして「農業体験」を行っています。

夏になるとトマトやナス、トウモロコシなどの夏野菜がたくさん採れます。

子ども達も、自然や土に触れると、普段の教室内とは違った表情を見せてくれます。ただ、夏場の農地は暑く、直射日光がきついので充分に気を付けながらの作業となります。

昨年度より、この農業体験イベントや、イベントとは別で農地を借り、野菜を収穫しております。今、農業に力を入れている理由があります。それは、都市部に生活している子供たちにとって、土をさわるという事や、自然にふれるという機会が減り、また、自分たちが植えたものを育てて収穫し、自分たちで食べるという事を、楽しみながら体験できる機会も少ないという事と、私たちが今後目指す就労機会の選択肢の一つとして、農業の担い手不足の問題も理由の一つです。

現在、農業などの一次産業の担い手が減少しております。世の中がどれだけ進化しても、農業や一次産業の担い手を増やすことは容易ではありません。

しかし、私たちが現在向き合っている、障がい児療育の先に、就労支援という課題があります。現在の社会では、障がいを持つ人の社会進出はなかなか容易ではありません。

就労機会の選択肢の一つに今後、農業の担い手が増えれば、今の活動の意味がもっと増えるかもしれません。そのようになるよう取り組んでいきます。

また別の機会に、現在の取り組みの中身や、将来に向けての想いについてお話しできればと思います。

これから更に暑くなりますので、皆様お体ご自愛下さいませ。

narelu

代表 松田